
3歳になる息子は異様に三輪車をこぐスピードが速い(と思 う)。
こう書くと早くも親バカと思われてしまいますが、近所の奥様方が感じていることも同じようで、
近所の奥様:佐藤さんちの坊 ちゃん、今日も速いね~
佐藤:ええまぁ・・・
息子の三輪車のスピードが速いため、横を歩くのではなく小走りせざるをえなく、
つ いつい近所の方との会話も返事を返すのに精一杯になってしまうほど。。。
一方、三輪車に乗っている息子はものすごくハイテンションでひと り言を言いながら
喜んでいるのに対し、横を小走りする僕は近所を2,3周するだけで疲れてしまい
「そろそろ家に帰ろっか?」と息子に切り 出してしまいます。
もちろん「まだ遊ぶ~」と、すぐさま却下されてしまってますが。。。
そんなある日の休日のこと。
妻と 話をしていると、近所の同年代の子どもたちは、三輪車ではなくすでに補助輪付きの自転車に乗っているとのこと。
「これは負けている!」
と 思った訳ではありませんが、近所の子どもたちが自転車に乗っている中、
一人三輪車で爆走する息子もどうなのかと。。。
妻も同じ意見だった ということもあり、検討期間もほとんどなく、いざ自転車屋に向かいました。
(ちょうど折込チラシで割引クーポンが使えたのも大きな要因です)
地 元でチェーン展開する自転車屋の店内には、所狭しと自転車が置かれていました。
短い検討期間でしたが、僕自身一度下見に行ってたり、妻もネットで 検索していたということもあり、僕と妻の意見は「14型のサイズで息子の好きな青色でリーズナブルなもの」で一致してました。
しかし、息子の意見 も取り入れようと、店頭で聞いてみたところ、
「ボク、トーマスがいい!」
息子の大好きな機関車トーマスの自転車が飾ってあったので、やは りというか。。。
数年間乗ってもらうことを考えるとキャラクターものは避けたかったのですぐに却下。
(ちなみに親目線で僕が薦めたもの は、見た目も乗り心地も息子に却下されまた。。。)
次に息子の目に留まったものは、やはりというか青色の自転車でした。
店員の話 によると、長く乗ることを考えると、今ぴったりのサイズの自転車ではなく、足が届く範囲で少し大きめの16型のものがいいということでした。
なる ほど、そう言われると納得。
しかも、それこそ息子が気に入った青色の自転車でした。
乗り心地も悪くなさそうだし、足もかろうじて着いてい る。
そして一番気になる価格が結構リーズナブル!割引クーポンも使える!
したがって意外とあっさり購入。
自転車の購入を 検討し始めてから、実際に店頭で購入する過程は、結構早いものでした。
そこで、あらためて今回の息子の自転車の購入を通じて、息子と自分や妻 (親)にどんなニーズがあったのかを整理してみました。
1.明言されたニーズ(息子)
トーマスの自転車、青色の自転車
2. 真のニーズ(親)
リーズナブル(高過ぎず安過ぎず)長く乗れる自転車
3.明言されないニーズ(息子)
お尻が痛くなく(痛 そうではなく?)サドルの高さも高過ぎず足が届く
4.喜びのニーズ(親)
クーポンで割引!も、もちろんありますが、店員の情報 「14型がちょうどのサイズだけど、今後を考えると16型でも足が届くものがあり、そちらがお勧めです」という買った後に後悔しないプロ目線での情報提供
5. 隠れたニーズ(親)
「速いね~」「上手に乗れてるね~」「かっこいい自転車に乗ってるね~」など近所の奥様方の意見でしょうか?
自 転車購入後、三輪車の時と同じように息子の脇を歩いて近所を散歩。
慣れない自転車だから、初めのうちはついて行けるだろうと思いきや、走らないと ついていけないスピードでした。
ちなみに近所の奥さんが「速いね~」と言い終わる頃には僕は通り過ぎてしまっているので会話もできません。。。
家 の前は車が出入りすることもあり、散歩には安全と言い切れないので、今では車も通らない安全な道で、なおかつ一直線に長~い道(自宅近くの八尾空港滑走路 脇の側道)が息子のお気に入りコースになっています。
息子にその道を行ったり来たりしてもらうことで僕自身、息子の横を走る必要がなくなったこと もあり、僕のお気に入りコースでもあります。
(佐藤)