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大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。

『このブログは、一切宣伝をしておりません』(上出)2023年7月28日 金曜日

この7月、宣伝をあまりしない映像作品が重なっている。
仕事柄、そんなことしたら広告効果検証調査ができないじゃないか…!?
という目線でつい見てしまう。自分もついに職業病になったかなと思う。
これまでは、作家のサイン本が個人情報のかたまりに見える程度だったのに。

宣伝なしのひとつめの作品は、今さらここに書くまでもないことだが、
7月14日公開の宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』
公式HPはなく、映画のパンフレットもまだ発売されていない(2023年7月末時点)。
グッズ販売も印象的な鳥のイラストのポスターや絵葉書のみでほぼされておらず、映画ランキングサイトでは、予告編動画へのボタンがグレーアウトされている珍しい光景がみられる。
興行収入的には現在のところ成功している様子である。
私も早速観に行ったが、やっぱりジブリは絵の質感というか存在感がすごいなぁと思った。
あと『君たちはどう生きるか』に触発されて『君は誰と生きるか(永松茂久著,フォレスト出版,2022年)を読んだ。個人的にはいい本だと感じた。

もうひとつは、7月16日スタートのTBS日曜劇場『VIVANT』
こちらは宣伝用の動画はあったものの、タイトルの読み方もよく分からないくらい(いや、これは純粋に英語の勉強不足なだけかもしれないが)、限られた情報(※)での宣伝であったようだがこちらも好調なようだ。
私も、ミステリーっぽい要素もあって楽しく視聴している。
(※休日にTVerで過去のドラマをみていたら、かなりの頻度でVIVANTの宣伝にあたった。情報は少なかったかもしれないがフリークエンシーは相当高かった…といっていいのか、私がTVerを見すぎなだけなのかは要検証)

とはいえ、2つとも過去の素晴らしい実績と膨大な宣伝があってこその成功と感じるし、今は、宣伝をしないことが逆説的に宣伝になっている感じもあるので、『宣伝無しでいきなりヒット』の裏には、やはり宣伝があるのだろうなと思う。

だから、広告効果検証がなくなることは無い…と言い切れるかは分からないが、PDCAを回す為の大切な役割だと自分では思っているので、そこは自信をもってお客様にはご提案していきたいと思う。

ところで、上記のような『宣伝なし宣伝』が存在するのであれば、『調査なし調査』なるものは存在するのだろうか。
今回はリサーチをしていないけれど、これまで膨大なリサーチを重ねてきたからリサーチしたことになる…?
…どうだろう。なぜならリサーチは、人の心を映すものだから。そのとき、そのときの「生もの」だから。
逆にその「生もの」を追えていない設計になっているのであれば、その調査はあまり意味をなさないのかもしれない。
広告効果検証を定期的にさせていただくこともあるけれど、そこだけは忘れずに、これからも取り組んでいきたい。

(上出)

3人との対話~アートな自分を目指して~(上出)2022年8月30日 火曜日

皆さんは「アート」と聞くと、どのようなことを連想されるでしょうか?

芸術作品、

自由に表現をするもの、

一見しただけでは理解できないものもある、

引っ越しセンター・・・?

様々なワードが浮かぶと思いますが、
私にとっては「アート=芸術作品=日々の仕事や暮らしの中では少し縁遠いもの、でもなんとなく憧れるもの」
というイメージです。

おそらく最後に美術館に行ったのは、5年ほど前にブリューゲルのバベルの塔(ボイマンス美術館所蔵)が日本に来たとき。

教科書で見たことのある絵画で、印象に残っていて見に行ったのですが、
想像以上に鮮烈な赤茶色と、絵具が塗り重ねられたことによりできた奥行き、そして圧倒的な存在感。
画像でみるのと間近で本物をみるのとでは、ここまで違うのか…!!!というあの感動は、今でも忘れられません。

しかしそんな機会でもなければ、アートに触れることもなく、
バベルの塔のポスターは今でも部屋に飾っているのですが、それだけです。

そんな中、数年前から「アート思考」という考え方を耳にします。
それは、芸術家が作品を生み出すときにならった思考法で、
論理的思考やデザイン思考とは異なり「自分自身が感じたこと」を起点に考えを進めていくというもの。
仕事でお世話になっている方から「13歳からのアート思考(末永幸歩、ダイヤモンド社)」という本も紹介してもらい、
31歳からアート思考を始めるぞ!と、とても楽しく読んだのですが、

「自分自身が感じたこと」から発想する力、弱っているなぁ。

率直にそう感じました。

「自分自身が感じたこと」が無いわけではないんです。日々いろいろ感じてはいるんです。
でも、その”声”が小さくなっていて、代わりに「論理的に考えたら、こうすべき」「以前の経験から考えたら、こうすべき」という”声”が、
社会人としての年数が長くなるにつれて大きくなってきている。

自分の中に3人くらいいるイメージです(ここにプラス「周囲はどうしているか」というのもあると思います)。

論理や経験から考えること自体はとても重要なことだと思います。
論理的に考えれば、必然性が生まれるので他者の同意を得やすいだろうし、効率的に動くこともできる。
この先もっと経験が増えれば、それは知見となって、きっと誰かの役に立つ日が来る。
でもそこに「自分自身が感じたこと」を起点にしたアイデアが加われば、もっと可能性が広がると思うのです。
もちろん、その為には「自分の感性を磨き続ける」という、別の努力も必要ですが。

まずは、自分の中の小さな”声”に、もっと耳を澄ませてみる。
そこから始めたいと思います。

ところで、この5月から新入社員2名を迎えまして、私自身も初めて新人育成の立場となりました。
2名とも本ブログには、いま興味のあること・大好きなことをたくさん書いていますが、
これこそ、「自分自身が感じたこと」ですよね。
好きなものがたくさんあるほど人生は楽しいですし、リサーチやマーケティングの仕事にも必ず活きると思うので、
今の気持ちをぜひ大切にしてほしいと心から思っています。

先ほどの図が、新入社員・中堅・ベテランの構図となってしまわないように、

対等に意見を言い合えて、クライアントの皆さまへの提供価値を高めることができる、
2名の加入で更にパワーアップした市場調査社となれるよう、私も新人育成の立場から努めてまいりたいと思います。

(上出)

 

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