大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。
少し前の話になりますが、自称:Win-Win作戦を敢行しました。
私は二十歳の頃から喫煙をしている愛煙家です。
世間一般的には嫌われ者です。
結婚してからの我が家の喫煙ルールは「家の中では吸ってはいけない」。
この一点でした。
これまでこのルールを破ったことはなく家庭内における喫煙生活は順調でした。
ただ昨今の世の中の流れ、家庭の事情から新たな不満(課題)が妻から噴出しました。
・妻からすると、私の身体が心配
・タバコを吸った後に身体に付着する「ニオイ」が不快である
この2つを理由に猛烈な反喫煙運動が家庭内に勃発しました。
妻からは毎日のように圧がかかるようになりました。
・病気になってもしらんからな
・病気になっても面倒みいひんで~
・早死にするで~
・玄関先でタバコをふかして家内に戻ると「くさっ!」と一言
・「タバコのニオイが収まるまで、家内に入らないで!」
・「家でのタバコの本数を減らして!」
・「そもそもタバコを辞めて!」
あ~、なんて肩身が狭い状況なんだろう~
タバコくらい自由に吸わしてくれよ~
でも、吸わない人からしたら、タバコのニオイは不快以外のなにものでもないよな~
でも、吸うたびに抗議の嵐、、、
吸っている私も、吸っていない家族も不快、不満、モヤモヤ、、、
この危機的状況を脱するには
・タバコを辞めるか
・タバコを家では吸わないようにするか
・耳をふさいで吸い続けるか
のいずれかだろうなあと思い至っていました。
そんな折、ふと考えたことがあり
妻の本音(真の願い)は、どこにあるんだろうと
つまり「私の健康への配慮」と「自分へのニオイ被害の回避」
どちらも願いには違いないけど、優劣が存在していそう【仮説】
仮に「私の健康への配慮」が最重要内容であれば、解決方法としては
「できるだけ本数を減らす」、さらには「タバコを辞める」に絞られる。
仮に「自分へのニオイ被害の回避」が最重要内容であれば、
「家では吸わない」「煙が少ないタバコに変える」などが考えられる。
私的にはタバコを辞めるという選択はないので後者の仮説にかけてみた。
そう「自分へのニオイ被害の回避」が最重要内容であると。
以前よりもテレワークも増加しており「家では吸わない」はかなり苦痛。
「煙が少ないタバコに変える」これまで色んなタイプの電子タバコ(風も含めて)を試してきたが、どれもピンとこない。タバコを吸わない人からしたら、「どれも同じでしょ」って思われそうですが、お肉の代わりにお野菜を食するようなもの。腹は満たせるけど食べたいのは「肉の味、食べ応え」などなど。
そんな折、親せきと食事をする機会があり、話題が「タバコ」の話に。
その人も家族から「ニオイがくさい」と言われていたが、ある電子タバコに変えてから劇的にニオイが減少し、家族からも「ニオイ」の指摘がなくなったと。
よくよく聞いてみると紙巻タバコの吸い心地、味わいを保ちつつ、煙がほとんどでないという電子タバコがあると。
横でその話を聞いていた妻もまんざらでもなかったように見受けられたので、早速、購入し試してみました。
いいぞ、いいぞ、昔の電子タバコとは次元が違う吸い心地、味わい。
紙巻タバコを吸っているのと遜色なし。
一番気になる「ニオイ」。
妻に確認すると「全く臭わないらしい」。
さらには「これなら、私(妻)から文句を言われずにタバコが吸えるね」と。
おー、仮説ビンゴ。
勿論、妻が私の健康を心配してくれているのは間違いない(と固く信じている)。
ただ、気分転換でタバコを吸っている私も気持ちも理解できる(理解してあげたい)。
しかしながら、その際に自分(妻)の身に降りかかる不快は勘弁して欲しい。
これで、お互いストレスを抱えることなく、目的が達成できたね。
ってところでしょうか。
私と妻の両方の願いを叶えてくれた電子タバコを愛用して以降、
今のところ、妻から以前のような「タバコ辞めれば」というコトバは一度も発せられていません。
<この体験で学んだこと>
●真の願いは1つではない。
●複数ある真の願いの中にも優先順位が存在する。
●真の願いが言語化される際に自己利益よりも他者利益の方が優先されそう。
(人間という生き物の素晴らしい点でもある。一方で偽善とも取れる)
どちらが正しいという訳ではない。
その時、その人が放ったコトバが、その時の正解なんだと思う。
●一見して、どちらかの願いを取り下げることでしか実現できない「やりたいこと(実現したいこと)」は、実はココロの奥底にある「優先したい真の願い」を知ることで解決の糸口が見つかる。
仕事でもプライベートでもWin-Winで過ごしていけたらなあ~と感じています。
(浜本)
早いもので前回のスタッフブログから2年が経過しました。
前回は50歳という節目の歳でプライベートや仕事について思っていることを書きましたが、
この機会にその後の約3年を振り返ってみたいと思います。
【プライベート】
・20代で購入した家のローンが終わった(2019年)
長かった~でも晴れて自分のモノになったのだ(資産価値は既にないが、、、【笑】)。
頑張った自分を褒めてやりたい。
→(2022年)家のローンを完済したわけですが、現在はキッチンのリフォームに向けて資金を貯めています。
・長男の一人暮らし(2019年)
就職して2年が経ち市内に勤める息子は通勤時間も負荷を考慮して一人暮らしを始めた。
高校卒業後、実家を離れた自分からすると遅い巣立ちではあるが自立の第一歩。
親にできることがあれば最大限、協力してあげたい。
→(2022年)仕事に慣れてきて頑張っているようです。今のところ仕事>彼女(不在)みたいです。
・長女の就職先が決まり、来年には卒業(2019年)
卒業と同時に一人暮らし(二人暮らし)を計画しているらしい。
妻は面識があるようだが、私はまだ会ったこともない。
私への挨拶を計画しているというのを風の噂で聞いたりする。
→(2022年)二人暮らしを始め、今春には結婚する予定です。あれこれ準備に奮闘しています。
・老眼鏡デビュー(2019年)
ついに断念。長年、私に気を遣って資料を大きめのサイズでプリントアウトしてくれてた後輩諸君ありがとう~。もう普通のサイズで大丈夫だから~【笑】。
→(2022年)老眼鏡なしではもう仕事ができない状況になりました。会社用、自宅用に1つ買い足しました。
一方で、視力は以前より向上しました。老眼が進行することで視力が回復することはよくあることみたいです。
【ビジネス】
・会社の役員に(2019年)
以前はなるつもりはなかったが、自分なりに思うことがあり、就かせて頂きました。
担務の方では結果を残せて、まずは一安心。
ただし目標は、その先にあり、残された時間でどこまでやれるか?
→(2022年)主に営業的なことを責務としていますが、おかげ様で順調に推移していると思います。
・会社は代替わりに向けてスタート(2019年)
年号も平成から令和へと変わり、言わば日本国の代表の代替わりを迎えた。
弊社も代替わりの準備に取り掛かっている。
新世代が中心になって会社を営んでいくためのスタートを切った訳だ。
→(2022年)色々なことが起こり、ここでは書ききれません。
■今後、どう過ごすか(2019年)
・変化も楽しめるような過ごし方をしたいと思っています。
・安定は現状維持を意味し成長やチャレンジ、新しいものとの出会いとなると何かしらの変化をしていかないといけない。
また変化を受け入れられる自分でないといけない。
・まだ見ぬものとの多く出会い、今までに感じたことがないような感情(感動や興奮、高揚)を味わう。
・そんな余生を過ごしたいな~(プライベートもビジネスも)と思っています。
→(2022年)まさにとても多くの、しかも大きな変化に直面しました。
どちらかというと「楽しくはない」変化。
2019年のときに思い描こうとしていたのは「0(ゼロ)」を「プラス」に変えていくこと。
現実的は「マイナス」を「0(ゼロ)」にするための時間を多く費やした印象です。
ただ「マイナス」を「0(ゼロ)」にするための行動を起こすことで「0(ゼロ)」を飛び越して
「プラス」に到達できたことも少なくありません。
変化することを誓った2019年でしたが、今までに経験したことがないような
「不」に直面することによって
結果「変化すること」ができたのではないかと思います。
様々な困難がなければ本当に変化することができたのか怪しいものです。
「変化自体」は楽しいモノばかりではないと感じたので、
2022年は変化する(したい、しようとする)自分や他者を応援するコトを楽しんでいきたいと思います。
(浜本)