大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。
入社してから続けていることが2つあります。
ひとつは、つまようじ貯金
もうひとつは、レジ袋貯金。
つまようじ貯金のほうは、
近所のお弁当屋さんのお箸についてくるつまようじをコツコツ集めたもので、
「いつか、このつまようじで城を作るんだ……!!!」という野望だけはあるものの、
実現に至らず今日まで引き出しに入りっぱなしになっているものです。
一方のレジ袋貯金は、過去にコンビニ等でもらったものをとっておいたものですが、
こちらは7月からのレジ袋有料化を受けフル稼働しています。
2つの貯金の明暗がここにきて分かれてしまいましたが、
このままつまようじが黙っているのか、それとも……!?
というのは、またの機会にさせていただくとして(あ、いらないですか?笑)、
レジ袋関連の話を少し。
先日、近所のコンビニにマイバックを持参して(レジ袋貯金はどうした)、
お昼ご飯を買いに行きました。
買ったものは麺類。
レンジで温めてもらい、マイバックに入れたときにあらためて思ったのは、
レンジでチンした直後の容器って当たり前だけど熱いよね、ということ。
温かいものを食べると元気が出るので、よく買うのですが、
いつも店員さんは、熱いそぶりも見せずに笑顔で渡してくれていたのだなぁと思うと、
なんだか感動しました。
それと同時に、多分レジ袋有料化というきっかけがなければ、熱いと頭では分かっていても
ずっと「当たり前」のこととして意識もしなかっただろうな、と反省しました。
そして、そんな風に見落としていることが、きっと日常のそこかしこにあるのだろうな、とも。
今回の新型コロナウイルスの件で、たくさんの「当たり前」が崩れて、
前より見えてきたものもあるような気もしますが、
その反面、また新たに見落としているものが日々生まれ続けているのだろうと思います。
日常でも、リサーチ業務に関わる中でも、そういった「見落としているもの」を
少しでも見つけられたらと思います。
(上出)
「机に向かう事、数時間。浮かんでは消える文章たち。遅々として進まぬブログに私は苛立ちを覚え始め、憤りをぶつけます。 『君、いつまで白紙でいるつもりだ!明日寝坊したらどうしてくれる、さっさと埋まりたまえ!』 すると私の剣幕に押されたのか、ブログもついに重い口を開きます。 『いつまで白紙でいるつもりかって?…もう一度、あんたの人生が始まるまでさ!』 恐くても、踏み出さないと一生このまま。人生、白紙のまま。」 ……というのが、今から3年前、初めて書いたスタッフブログでした (多少編集しています)。
そう、3年。一般的に節目の年と言われがちですが、ついに私も来月で入社して丸3年になります。
この3年で学んだことはたくさんありますが、冒頭の3年前のブログを振り返って思うのは、
その”白紙”、けっっっこう余計なこと色々書いてあったぞ!
ということです。
「早く一人前になって誰かに認めてもらいたい」「社会人になっても、社会に染まりたくはない」「自分はこれまでこうして生きてきた」「割り箸についている爪楊枝は意外と集めたい」……3年前、白紙だと思っていた紙には、他にもここには書ききれないほど、自分の中の勝手な基準や、欲望や、苦手なことが渦のように書き連ねてありました。けれどもそれに気がついていなかった。白紙というのはもちろん比喩ではありますがそれでも、自分が白紙だと思っていたことは、今では恐いなと思います(もっともリサーチのことは本当に知らなかったし、社会人経験もほぼゼロだったので、そこに絞るとまっさらでしたが……)。
さて、そんな自称”白紙”で挑んだ3年ですから、色んなことがありました。
コーヒーをこぼした日もありました、紙を破いてしまった日もありました、紙がどこかに飛んでいって、ダンボールになって帰還した日もあったかもしれません。
ですが、その中で「どうやら自分の紙にはこういうことが書いてありそうだぞ」と少しずつですが知ることができたように思います。
もちろん今でも自分の紙に何が書いてあるか十分に把握しているとは言い切れません。ですが、前より少し知ったことで「今後はこういうことを書けるようになりたい」「いま書きかけのコレ!ぜひとも着色していきたい」などの夢も生まれてきました。あの暗いブログを書いていた3年前より前向きに仕事に取り組めるようになったかなと思っています。
そう思えるようになったのは、この3年で出会った皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。
次の節目は5年目になるのか10年目になるのか分かりませんが、その時はその時でまた今回書いたことにツッコミを入れているかもしれません。例え話多すぎじゃない?とか 笑
でも、そういう変化を恐れずに、いや、変化こそ自分の財産と思って歩んでいきたいです。
(上出)