大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。
「机に向かう事、数時間。浮かんでは消える文章たち。遅々として進まぬブログに私は苛立ちを覚え始め、憤りをぶつけます。 『君、いつまで白紙でいるつもりだ!明日寝坊したらどうしてくれる、さっさと埋まりたまえ!』 すると私の剣幕に押されたのか、ブログもついに重い口を開きます。 『いつまで白紙でいるつもりかって?…もう一度、あんたの人生が始まるまでさ!』 恐くても、踏み出さないと一生このまま。人生、白紙のまま。」 ……というのが、今から3年前、初めて書いたスタッフブログでした (多少編集しています)。
そう、3年。一般的に節目の年と言われがちですが、ついに私も来月で入社して丸3年になります。
この3年で学んだことはたくさんありますが、冒頭の3年前のブログを振り返って思うのは、
その”白紙”、けっっっこう余計なこと色々書いてあったぞ!
ということです。
「早く一人前になって誰かに認めてもらいたい」「社会人になっても、社会に染まりたくはない」「自分はこれまでこうして生きてきた」「割り箸についている爪楊枝は意外と集めたい」……3年前、白紙だと思っていた紙には、他にもここには書ききれないほど、自分の中の勝手な基準や、欲望や、苦手なことが渦のように書き連ねてありました。けれどもそれに気がついていなかった。白紙というのはもちろん比喩ではありますがそれでも、自分が白紙だと思っていたことは、今では恐いなと思います(もっともリサーチのことは本当に知らなかったし、社会人経験もほぼゼロだったので、そこに絞るとまっさらでしたが……)。
さて、そんな自称”白紙”で挑んだ3年ですから、色んなことがありました。
コーヒーをこぼした日もありました、紙を破いてしまった日もありました、紙がどこかに飛んでいって、ダンボールになって帰還した日もあったかもしれません。
ですが、その中で「どうやら自分の紙にはこういうことが書いてありそうだぞ」と少しずつですが知ることができたように思います。
もちろん今でも自分の紙に何が書いてあるか十分に把握しているとは言い切れません。ですが、前より少し知ったことで「今後はこういうことを書けるようになりたい」「いま書きかけのコレ!ぜひとも着色していきたい」などの夢も生まれてきました。あの暗いブログを書いていた3年前より前向きに仕事に取り組めるようになったかなと思っています。
そう思えるようになったのは、この3年で出会った皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。
次の節目は5年目になるのか10年目になるのか分かりませんが、その時はその時でまた今回書いたことにツッコミを入れているかもしれません。例え話多すぎじゃない?とか 笑
でも、そういう変化を恐れずに、いや、変化こそ自分の財産と思って歩んでいきたいです。
(上出)
突然ですが皆さん、「Anyca(エニカ)」というカーシェアアプリをご存知でしょうか?
以下のようなカーシェアリングサービスなのですが、
”乗ってみたい”に出会えるカーシェアリングアプリAnyca(エニカ)
一般のオーナーさんが所有するあのクルマに乗れるから気分や
シチュエーションに合わせて、幅広いバリエーションのクルマを自由に
選べるAnyca(エニカ)は、そんな新しいカーシェアリングサービスです
(※ホームページより https://anyca.net/beginner)
そんな「Anyca」が、少し前にテレビで紹介されていて初めて知り、私も、好きな車や珍しい車に乗ってみたいなということもそうですが、たまにしか乗らない自分の車もシェアして使ってもらいたいなということに興味を持ち登録してみたのです。
(↓私の登録画面抜粋)
自分の車を登録する際に必要な項目として「自分自身の紹介」
「車の紹介」「利用価格」「エリア」などなどがあるのですが、
同じような車のシェア登録している人もたくさんいるので、
自分の車を選んでもらうためには何らか工夫が必要だなと
考えていると、それってまさにSTP・4Pという
マーケティングフレームを考える行為だなと思ったのです。
とりあえず、自分の車登録の際に、イチ利用者として自分が借りたいなと思う人・車を参考にしつつ、少しでも多くの人の目に留まるように試行錯誤し登録してみました。笑
そんなことをしながら改めて考えてみると、フリマアプリの出品やSNS・Youtubeなでのフォロワー数稼ぎなんかもまさに同じような思考が必要だなと思うと、マーケティング的な視点でものを考えるシーンがすごく身近なものになってきているんだなと感じます。
「Anyca」でたくさんカーシェアされている人、フリマアプリでたくさん購入されている人、SNSでたくさんフォロワーがいる人などは、何か他の人と違うベネフィットが提供されていて選ばれているんだろうなと思うと、その理由を考えることなんかもマーケティング思考を養う一助になるのかもしれません。
私も、そんな人たちに学んだり、日常でも少し意識してマーケティングフレームを活用してみたりなど、仕事・プライベートともにマーケティング思考力をもっと養っていきたいと思います!
(今井)
スタッフ