大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。
■想像力のスイッチ
小5の息子の国語のテストを何気なく見ていたら、「情報に接触しても与えられた情報を事実の全てだと受け止めると、思い込みになってしまうことがある」という事例が載っていました。
図①では、「円の右半分」、図②では「四角形の左半分」というように考えると、切り取られた情報から全体を判断したことによる思い込みということになります。(正解は図③のような形)
このような思い込みを減らすためには、与えられた情報を事実の全てだと受け止めるのではなく、頭の中で「想像力のスイッチ」を入れてみることが大切と、締めくくられておりました。
自分の仕事は日々膨大な情報に接します。そこにある数値だけでなく、背景情報やその他様々な情報を加味して、広い視野、柔軟な発想で考えることが大事だと思います。こうでなければならないと思い込んでしまったら考えやアイデアは膨らみません。ヤクルト、阪神、楽天の監督を歴任された野村克也氏の「固定観念は悪、先入観は罪」という言葉を思い出すと共に、スポーツ、勉強、仕事に関わらず、何事も「想像力のスイッチ」は重要だと感じました。
■ジュニエコ
同じく小5の息子ネタですが…。先日、息子の友達から以下のようなジュニアエコノミーカレッジ(ジュニエコ)の誘いがありました。ジュニエコとは、商売体験を通して「自ら決めて行動できる人材の育成プログラム」です。運営者は、その街で商工業を営む大人達であり、私の住む八尾市では「八尾商工会議所青年部」が開催しています。具体的には、小学4~6年生の5人が1チームとなり、数回のセミナーを経て「八尾河内音頭まつり」で資本金1万円を元手に、会社の設立から販売、決算、解散まで仕事の全体を体験できるカリキュラムになっています。
自分達であれこれ考えて企画し、それが見える形となるわけです。
赤字になるかもしれませんが、なかなか経験することができないことだし、苦労することも含めて色々チャレンジしてほしいと思っています。自分達で考えたアイデアがどれだけ成功するか…自分もやってみたいほど気になるのですが、余計な口出しはせずに、そっと見守りたいと思います。
各チームがどんな店を出すのか…お祭り当日は、違う目線で楽しみたいと今から待ち遠しい限りです。
(佐藤)
スポーツの祭典「オリンピック」。
日本人選手の活躍もあり、楽しめましたか?
そんな中、気になることがチラホラ
■フィギュアスケート
平昌五輪、なぜフィギュアの試合が午前中に?
私自身は、それほど興味がある訳ではないですが、それでも羽生君は金メダルが取れるのか?宇野君は、どこまで頑張れるのか?そんな目で、フィギュアを観戦していましたが、
「ん?」なんで、朝からやっているんだ?
フィギュア(ホントは羽生君が好きなだけ)をこよなく愛する妻に、「フィギュアっていつも夜にやってなかったけ?」と聞くと、流石、情報通の妻
「アメリカのゴールデンアワーに合わせるためらしいで」「放送局の都合みたいやな」と。
なんだと!!そんな理由で「選手に慣れない時間に競技をさせているのか!!」
■スキージャンプ
ジャンプを見ているときも、同じことを感じました。
なんで、こんな深夜にやっているの?
「レジェンド葛西、めっちゃ寒そうやん」「本人もジャンプどころではないって言ってるやん」「あのレジェンドが弱音、吐いているやん!!」これも放送局の都合なのか?(ヨーロッパ時間に合わせたんですかね?)
■スノーボード
女子のスノーボードを見ている時は、こんなことを感じました。
環境が劣悪(強風が吹き荒れる中、競技は続行)なのか、コース設定の難易度が高すぎるのか、オリンピックに選出されたトップ選手達が、誰ひとりゴールまで辿りつけていない。
「これ転ばずにゴールできたら金メダル貰えるって競技だっけ?」
「強風が偶然、吹き止んだ瞬間にスタートを切れたラッキーな人が金メダル貰えるって競技だっけ?」
「ん~」何かが違うような気がする。
オリンピックの運営サイドと選手達の思惑が全く噛み合っていないような。
本来、全ての競技において、選手達が最も高いパフォーマンスが発揮できるような運営を行う。これが真の姿ではないのかなと思います。
テレビでは「みんな条件は同じですから」というフォローのコトバを耳にしない日がないくらい大人の事情が満載なオリンピック。
誰のためのオリンピックなんでしょうね。
とは言いつつ、我が身に置き換えると、この歳になると、それなりに部下も増え、最高のパフォーマンスが発揮できる環境を整えてあげたいと思いつつ、ビジネスに走れば、走るほど、大人の事情が増えてくる現実。
色々と考えさせられることが多かったオリンピック観戦の経験を、なんとか活かしていきたいと思っています。