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大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。

我が家のコミュニケーションについて(浜本)2013年9月30日 月曜日

 最近、我が家のコミュニケーションのあり方が、以前と全く異なってきています。


◎ 因みに我が家の家族構成は、、、


私、嫁様、大学1回生(長男)、高校1年生(長女)、小学3年生(次女)


◎ それぞれの所有機器(端末)は、、、


私   : iPhone5
嫁様 : iPhone5S
長男 : iPhone5S
長女 : iPhone5S
次女 : iPhone4(通信機能なし)
※以前、私が使っていたお古、要は高額なおもちゃです。



 
■   以前

以前は、子供がまだ小さく携帯を持たせていなかったこと、嫁様の端末もスマートフォンではなく、フューチャーフォンだったこともあり、リビングでの会話が最も多いコミュニケーションでした。ただ、年頃の子供たちとの会話は正直あまり多くはありませんでした。(次女は除く)


■    現在

子供たちが自分の部屋を持つようになり、リビングに居る時間が激減。
嫁様は扱い切れないので必要ないと言っていたスマートフォンを朝から晩まで何や眺めています。

そんなある日、LINEでグループ登録のお誘いが、、、、
「浜本family」という名のグループ名が立てられていました。
中に入ると、嫁様、長男、長女が、中々の勢いで会話しているではありませんか。
盛り上がっているな~と思いつつ日々を過ごしていると、


長男 ⇒ 嫁様 ●日は朝からバイトだよ~
長男 ⇒ 嫁様 今日は友達の家に泊まります。晩御飯いりません。
長女 ⇒ 嫁様 ●日は大阪市内で試合。朝ご飯よろしく~
長女 ⇒ 私  今、京橋。●時に最寄駅に●時に到着予定~よろぴく!
嫁様 ⇒ 私  実家から荷物届いたよ~(梨)

こんなやり取りが毎日行われているのです。
もしかすると、日常におけるコミュニケーションは、ほぼLINE上で行われているのではと思います。


さすがに、


嫁様 ⇒ 長女 お風呂入りや~

には少し苦言を呈しましたが、ただ、一方で、みんなが自分の部屋に籠り、家族の会話が少なかった時期に比べると、圧倒的にコミュニケーションの量は増えてる。

しかも、仕事で遅い時間に帰宅することが多い私にとっては、普段ではとても聞くことができない会話を目にする(LINE上で)こともできたりと、最近では、こんなコミュニケーションのあり方もありなんだろうな~と感じています。

 
次女が学校であったことを嬉しげにお話ししてくれる姿に至上の喜びを感じつつ、あと数年もすれば、この子ともLINEで会話することになるのか?


くぅ~複雑~。


(浜本)

日本人とキャラクター(山本)2013年7月31日 水曜日

■とある夏の日の午後

先日、午後に半休を取って帰宅、爆睡後にリビングに入ると、小1の息子が最近ハマっているというTVアニメを見ておりました。それはなんと「ゲゲゲの鬼太郎」!

「なんと」というのは、ほかでもない私自身が幼少のころに同じようにハマっていたからです。すなわち、40年前の子供と現在の子供が全く同じコンテンツに夢中になっているというこの事実。

もちろん私が幼少時に見ていたものは「第2期」と言われるもので、現在CS等で放映されているものは「第5期」というらしく、時代設定や人物像などは21世紀現在に沿う形になっております。たたその根本的な世界観に変わりはなく、親子が並んで番組を見ていながら、同じように楽しい時間を過ごせるのは、決してDNAが成せる技だけとも、そして私が幼稚だからということだからとは思えません。「鬼太郎」というキャラクター(コンテンツ)に普遍普及の魅力があるということなのでしょう。
■日本はキャラクター天国

日本におけるアニメ・マンガを中心に発展したキャラクター文化は独特のものとよく言われます。ちなみに2012年のキャラクター商品全体の市場規模は1兆5300億円だそうです(キャラクター・データバンク調べ)。90年代後半から2000年代にかけては「ドラゴンボール」「ポケモン」「サンリオ」に代表される日本のキャラクターが“クールジャポン”のアイコンとして、全世界に認識されるようにもなりました。

なぜ日本においてこのようにキャラクター文化が育ち、一大ビジネスにまで発展したのか。簡単に言ってしまうと、コンテンツの元となるマンガの父であり、アニメの父でもある手塚治虫という空前絶後の天才がいたから、の一言で終わってしまいます(個人的には国民栄誉賞に値しながら、その名誉を授かっていない最たる人物だと思っています)。

それだけだとこの文章は終わっちゃうので、さらに考察を巡らせますと・・・

ゆるキャラを楽しめる日本人気質

ちょっと懐かしいところではせんと君、最近ではクマモン、ふなっしーなど、いわゆる「ゆるキャラ」ブームは留まるところを知らないといった感じです。個人的には大阪市玉造のご当地キャラ「とらとうちゃん」の、うらびれた感じがツボです。

とらとうちゃん

このようなご当地キャラ、海外では全くと言っていいほど存在しない、という事を聞いたことがあります。なぜ日本でだけこのように愛されるのか。

もともとの語源はみうらじゅん氏が、アバウトなやっつけ仕事のご当地キャラを面白がって(ある意味、揶揄する感じで)名づけたと記憶しております。

このような「不完全なもの、アバウトなものであってもその様を楽しむ」気質こそが日本人の特質なのではと思います。欧米の気質としてよく言われる「0か1か」「領域を明確にする」文化にはないものなのでしょう。

これはそのまま、諸外国が評価する日本発アニメ・マンガの特徴ともつながります。すなわち勧善懲悪、ハッピーエンドなストーリー(=子供向けで大人が楽しむものではない、というゼロイチ区分)ではなく、人物描写やその背景を豊かに描くことで(ある時は悪役をより魅力的に描いて)、起伏があり且つ単純ではない世界観(大人が楽しんでもいい)

という価値が評価されているという事です。この伝でいくと、もしかすると今後はご当地キャラも世界規模でブームになるのかもしれませんね。

子供と一緒に楽しんだアニメから、色々と思いは及んだのですが、実は最も驚愕だったのはキャラビジュアルの大胆な変わり様だったりして。

私が見ていた時代の猫娘がこれ ↓

なのに、今の猫娘ってこれ ↓

ですよ。(萌えパワー全開の妖怪??うーん…)

違う意味で鬼太郎の世界観が変わったことを痛感しました。
(山本)

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