大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。
最近、ネットフリックスに入会し、映画やドラマをよく見るようになりました。
その中で、とくに印象に残った「魔法のリノベ」というドラマについて、紹介したいと思います。
【あらすじ】
主人公の真行寺小梅(波瑠)は、大手リフォーム会社の元エース営業マン。しかし、ある失敗をきっかけに退職し、家族経営の「まるふく工務店」に転職します。そこで出会ったのが、営業成績ゼロの福山玄之介(間宮祥太朗)。彼はお人好しで押しが弱く、なかなか契約を取れない状況にありました。
小梅と玄之介はコンビを組み、さまざまな依頼人のリノベーションプロジェクトに取り組みます。依頼人の抱える悩みや問題を解決しながら、彼ら自身も成長していく姿が描かれます。
リノベーションプロジェクトの提案で、小梅と玄之介は依頼人にリノベ案を2つ持っていきます。
1つ目は、依頼人が口にした願いを叶える案
2つ目は、依頼人の抱える悩みや問題を解決し、「真の願い」を叶える案
依頼人は2つ目の案に目を輝かせて、「そうそう、これこれ!」と笑顔になり、主人公たちは「リノベは魔法ですから!」と決め台詞を言います。
このシーンを見た時に、まさに「真の願い」を叶える提供価値が表現されている!と思いました。
実は、弊社で「真の願い」を説明する際に、弊社代表の自宅をリノベした実話を例にあげていたのです(それがあったことで、このドラマに興味を持った気もします)。
「リノベ」での
“行動の観察や言動の中から「真の願い」を発見し、それを叶える案を作ること”
これは、弊社の調査で行うことにもあてはまります。
クライアント様の顧客が抱える「真の願い」を発見し、商品やサービスの解決案を見出せる調査にすること
上記を念頭に置き、弊社も「調査は魔法ですから!」といえるように、誠心誠意向き合っていきたいと思います!
とくに、定性調査(インタビュー)ではただニーズを明らかにするだけではなく、ニーズを深掘りすることが得意な調査手法です。
今回ご紹介した「魔法のリノベ」で行っていたことにとても近く、本人が自覚していない願いや諦めている願いを明らかにすることで、商品やサービスの改善活動に繋げる案や新商品開発の方向性を発見することが期待できます。
とはいえ、クライアント様の「課題/問題」や「次の打ち手」に合わせて、様々な調査手法の中からベストな調査設計をご提案させていただきたいと思います。
吉村