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大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
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とある夏の思い出【前編】(石倉)2022年11月7日 月曜日

唐突ですが、うちの息子は、「ギネスレコード・ホルダー」です。
例のギネスワールドレコーズ社(≒ギネスビール)が公式に認定した「世界記録保持者」です。
その辺りの話はおいおいさせて頂くとして、それにしても「暑い夏」がやっとこさ終わりましたね。
(と言いつつ、この原稿を執筆している11月4日現在、いまだに半袖で原稿を仕上げている最中ではありますが・・・)

今年の夏は、124年前の統計開始以来、2番目に暑い夏だったと気象庁が発表しました。
気温だけでなく、国内や世界で多発した物騒な事案のせいで暑苦しさが加算された感がありますが、11月に入り朝晩も冷え込みをみせ、いよいよ夏の終わりを実感できるようになってきました。

私が、夏と言って思い出すのは、なんといっても2008年夏です。
世界的にみると、東京・ソウルに続くアジア3回目の大会として、北京オリンピックが注目を浴びていました。
(今年の北京冬季オリンピックではなくて、14年前の夏の大会の方です)

出典:https://free-designer.net/archive/entry55618.html

当時の私は、(前職で)福岡赴任4年目を迎えており、中2の娘と小2の息子が、隣り合わせの中学校・小学校に通っていた頃です。


「おやじの会」


ところで皆さんは「おやじの会」という団体を聞いたことがありますか?
簡単に言うと、PTAのお父さん版です。
いやいやPTAはお母さんだけのものではないだろう、とご指摘を受けそうですが、少なくとも当時(2007年ごろ)は、PTAに入っているお父さんには、めったにお会いできなかった時代です。
いまでこそ、全国的に拡がりをみせている「おやじの会」ですが、当時はまだ存在数そのものが少なく、私も大阪にいた頃は知りませんでした。

それまでの私は、「学校行事」はおろか、子育てすらも奥さんのワンオペに頼りっきりで、好きな仕事に没頭していた頃でした。(絶滅危惧種ですね)

 

そんな私が「おやじの会」にのめり込んでいくきっかけは、息子の小学校の入学式に参列した時のことです。式典終盤に、「おやじの会」の代表がお話しされるパートがあったのですが、私としては「お父さんが学校行事に参加するなんて奇特な人やなあ」「くじ運悪いんかなあ?」「手短にお願いしますね」くらいにしか思っていませんでした。しかし、その代表が開口一番、「臨席のお父さん! こんなに楽しいPTA活動をお母さんだけに任せていていいんですか?」と発言されたことが衝撃的で、その後の話に引き込まれていきました。

代表いわく、要は、PTAは公式団体なので制約や義務が伴うけど、おやじの会は非公式の任意団体なので縛りがなく、「子どもたちのためになることなら、なんでもOK」という唯一の掟(?)に賛同したお父さんの集まりとのことでした。

その日の夜に、おやじの会の親睦会があるとのお誘いに、いそいそと出かけて行ったのを思い出します。子育てや学校行事に無頓着だった私が、その場でおやじの会への加入を決めていたことに自分が一番驚いていた気がします。それくらい、「なんやら新しい世界が開けそう!」という期待が大きかったと思います。

 

ところで、息子の小学校のおやじの会は、いろいろな活動をしていたのですが、
中でも「夏の校内キャンプ」の企画・運営が最大の目玉の活動でした。
これは、学校の行事でもPTAの行事でもなく、完全におやじの会の単独開催です。

かいつまんで言うと、学校長の許可のもと、夏休み期間中に「学校敷地内で一泊二日のキャンプをする」という催しです。

土曜の朝に100名超の子ども達が学校に集まり、みんなで参加する大掛かりなゲーム・イベントをしたり、ご飯を炊いてカレーを作って食べたり、夜には校庭で5メートルくらいの櫓を組んでキャンプファイヤーをしたり、校庭にテントを張って泊まったりなど様々なアクティビティを楽しんでもらって、日曜の夕方に解散するという内容です。

 

私がおやじの会に参加した初年は、「イベント班」の担当リーダーとなり、メンバーのお父さんたちと知恵を絞り、開催したことを思い出します。
そして、2年目には夏の校内キャンプの全体を統括する「実行委員長」に任命されました。

実行委員長は、その年の夏の校内キャンプの総責任者としてプレッシャーもあるのですが、
「全体コンセプト」を決定できる権限も与えられていました。

権限付与と言うと楽しそうに聞こえるかもしれませんが、おやじの会の最大行事のコンセプトメイキングは、それはそれで大きなプレッシャーにもなっていき、コンセプトが固まらないまま、決定期限がひたひたと迫ってきていました。

そんな悶々としていたある日、なにげなくテレビを見ていると、「北京オリンピック、まもなく開幕」といったニュースを目にしました。
大阪に居るとあまり中国を意識しないのですが、福岡に居ると、海外をより身近に感じます。
実際、福岡と言う地は、東京へ行くのと同じかそれ以下で、中国や韓国に行けてしまいます。
中国からの黄砂は日々飛んできますし、風向きさえ整えば、韓国のキムチのにおいも届きそうな勢いです。

そのニュースを目にしたとき、「そうか、まもなくお隣北京で世界記録が量産されるんだな」と思い、「そうだ、お隣で世界記録が量産されるんなら、その前に私たちで世界記録を出しちゃおう!」というなんとも安直な発想で、夏の校内キャンプのコンセプトを、【百道から世界記録を!】に決めました。
※百道(ももち)というのは、私たちが住んでいた街です。paypayドームに隣接する福岡のベイエリアで、長谷川町子さんがサザエさんの着想を得た地として(一部で)有名です。


出典:https://showcase.city.fukuoka.lg.jp/photo/img0647.html


「そもそも世界記録とは?」


世界記録にチャレンジしようと思ったのは、当時、「笑っていいとも」と言う昼帯の長寿番組があり、その番組内で「ギネス記録に挑戦」するコーナーがあったこともあり、それが比較的ハードルが低そうに見えたので、我々でもなんとかなるだろうくらいに軽く考えていたからです。
※余談ですが、「笑っていいとも」という番組自身も「生放送単独司会世界最長記録」というギネス記録を樹立していました。

さっそく、「ギネス記録」で検索してみたところ、「ギネスワールドレコーズ社」というギネスビールの関連会社が認定していることが分かり、概要などを調べていきました。


出典:https://www.guinnessworldrecords.jp/

おおざっぱに、認定までの道筋としては、

①ギネスワールドレコーズ社に対し、挑戦する申請を上げる
②同社より、細かいレギュレーションやルールが提示される
③それらの条件を満たせば、挑戦権を獲得できる
④実際に挑戦する
⑤挑戦に成功したことを何らかの方法で証明し、認定を受ければ、晴れて世界記録樹立として、認定証が授与される。

ってな、流れです。
ほうほう、なんだ、特別な資格とか専門性がなくても、要はギネスワールドレコーズ社が言う通りにやれば素人でもできるのねと気付きました。

 

ちなみに、ギネス記録って条件が厳しく指定されているのですが、中でも肝心なものは、

①計量化・数値化できるもの
(●●回達成とか、●●mクリアなど。美味しいとか、かわいいなどの主観指標はNG)
②他の人が、超えることが出来るもの
(世界中のだれもが挑戦できるものでなければなりません。アラブの石油王の保有埋蔵量など一般人に太刀打ちできない記録はNG)
③人命に影響しないもの
(出産人数など、過度に挑戦すると母体に悪影響を及ぼすなど、人体に危険があるものはNG)

の3つです。

 

言い換えると、だれでも挑戦出来て、人命に悪影響を及ぼさず、計量化できるものであれば、なんでもいいことになります。
お、ますます行けそうだぞ!と、その気になり、夏の校内キャンプ実行委員会の場で今年のコンセプト案を発表しました。

「小学生の子ども1人1人では世界記録樹立は難しいかもしれないが、子どもたちが力を合わせれば世界記録も夢ではない。みんなで協力して、百道から世界記録を!」

異論は一切出ず、そのまますんなり認められ、正式に世界記録を目指すことになりました。
今にして振り返ると、世界記録を目指すことがいかに大変であるかを、私を含めだれも知らなかったからでした・・・。

実際の世界記録への挑戦の歩みは、続編として、近日公開予定ですので、懲りずにお付き合いいただけると幸いです。

<前編終了>

(石倉)

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