①きっかけ
数年前に読んだ本(『犯人に告ぐ(雫井脩介)』)がなかなか面白かったので、この作家の他の本も読んでみようと何気なく買った『クローズド・ノート』という文庫本。
この本(『クローズド・ノート』)のストーリーはさておき、途中何度も「万年筆」のくだりが登場し、読み進めていくうちに「万年筆」がとても気になる存在に。
自分にとって、「万年筆」というと、子どもの頃に自宅のペン立てにインクの出の悪いもの(使っていなかったため)が数本あったのを少し触ったことがある程度。恥ずかしながら、ペン先をどっちに向けて書くのが正しいのかも知りませんでした。
そんな自分ではありますが、『クローズドノート』を読み終える頃には、「万年筆」って実際のところ、書き味がどんなものか気になる。。。一度試し書きしてみたい」という気持ちになりました。
②購入
よくわからない時はとりあえずネットで検索。そんな習慣があるのですが、色々調べていくとより興味深々に。ちなみに値段はピンキリで、1000円程度のもの~数十万円、中にはもっとするものも。。。
あれこれ悩み、百貨店で試し書きまでして、最終的にネットで購入(1万円くらいのものを購入しました)(某百貨店様ごめんなさい。。。)
手元に届いてから書いてみると・・・
「あまり力を入れなくてもスラスラ流れるように書ける」(ふだんの筆圧は強めですが)
「汚い字でもきれいに見える!」(気がする)
「子どもの時に習っていた習字をしている気分に近い!」(繰り返しになりますが字は下手です)
「汚い字でもきれいに見える!」(気がする)
「子どもの時に習っていた習字をしている気分に近い!」(繰り返しになりますが字は下手です)
この歳になって「書くこと」に感動!(いずれも情緒的な部分が大きかったです)
③その後
③その後

次は手作り「万年筆」を買いたいと思っているのですが、一番欲しいものは「7万円」といかんせん高い!!
ただ、「万年筆」の名の通り、インクを充填することで半永久的に使用できる一生物、日本の職人さんが時間を掛けて作ったものと考えるといずれは持ちたい一品と憧れます。
安倍総理やオバマ大統領が法案に署名する際に「万年筆」を使用しているシーンをテレビで見かけます。高価でおしゃれな「万年筆」は、こういった重要なシーンでも、どこか落ち着いて格好よく見えるものです。自分も将来「万年筆」が似合う大人になりたいものです。
(佐藤)